先日買った刈り払い機にナイロンカッターが付属していた。
今まで金属刃しか使ったことがなかったので、今日泥上げついでに、刈払い機の試運転を兼ねて、ナイロンカッターを使ってみた。
金属刃より軽いだけあって、回転の立ち上がりは結構早い。
ナイロンカッターのコード自体は、少し回転が速くなっただけでほぼ見えなくなった。
ある意味金属刃より危険だ。

切れ味はそこそこ。
柔らかい草はきれいに刈れる。
試しに2-3cmほどの太さの草にカッターを当ててみたら、意外と切れた。
アスファルトすれすれ(というかコードがアスファルト表面をなでる感じ)でも、アスファルトをそれほど砕くこともなく草が刈れた。
ガードレール等の金属部分に当たってもほぼ問題なし。

ただ、やっぱり欠点はいくつかあった。
ナイロンだけに、アスファルト等に当てすぎるとあっという間にすり減る。
草だけでどの程度すり減るのかは見てないが、やってみたところであまり意味はない。
草にしか当たらないなら金属刃の方が切れるのでそっちのほうがいい。

あと、想像を超えたのは、回転するナイロンコードで草や小石などなどがどんどんはね飛ばされてくる。
それも目に見えない位の速度で回転しているナイロンコードにはね飛ばされるから、飛んでくる小石もほとんど見えない。
そして全身に当たる。
防護メガネをしてないとまず目はやられる。
作業着も全体が草の色。
危険だ..。

金属刃では、ずばっと切れて破片が飛んでくる空き缶は、運悪くというか何というか落ちてなかったので当たるとどうなるかわからない。
まあ、切れないだろうから、飛んできても鋭い破片ほど危険なものではないだろうな。


とりあえず、自分にとってはあまり使い心地がいいものではなかったので、また金属刃に交換。
堤防のコンクリートブロックの合間とか刈るとき位はナイロンカッターも役に立つのかな。