金沢の自宅で排水が流れないという事態になった。
母に呼ばれ、状況を確認。
確かに様子が変だ。
外のマンホールの周りがしめっている。

何か手がかりがあるだろうということで、マンホールを開けようとするも、さび付いて開かない。
金槌で周りをたたいていくと、ぼこぼこ汚水がわき出してきた。
その状態で引っ張り上げると、開いた。

近くの2~3カ所も開けた。
同じく汚水がわき出してきた。

とりあえずひしゃくで中の水を出す。
汲んでも汲んでも減らない。
地下でパイプで繋がっているから当然だ。

何とか水位が下がり、パイプが見えてきた。

さらに汲み出す。

今度は水位が上がってきた!!
なぜ!?

原因は母の台所での洗い物。
おいおい、下水が流れないから見てくれって言ったのは誰だ!

洗い物は中止してもらった。
また汲み出すと水位が下がってきた。

しばらくすると、また水位が上がってきた!!
洗濯機が動いている…。



なんとかパイプの口を確認できるところまで水位が下がったので、中の掃除を始めた。

長い金属のバネのようなものをどんどん差し込んでいく。
途中に手応えあり。
下水管が曲がっているあたり…。


ここからの作業はなかなか進展が見込めないので、下水管に沿って、さらに別のところのマンホールを開ける。
何も流れていない。
合流箇所等もあり、閉塞位置探しがなかなか難しい。

しばらく下水管をたどっていると、周囲よりちょっと大きめのマンホール発見。
開けると中はどろどろどろどろ…。

バケツで3杯分ほど泥を掻き出すと、そこから先は流れ始めたらしい。
しかし最初の場所は変わらず…。


困った。


でもそれよりも、何しに金沢に帰ったのだろうか…。